雑感76
<図解コミュニケーション
(図で考える人は仕事ができる。)>

  図解マネジメントとは、図で考える事であり、仕事の革命であり、
生活の革命である。仕事関係、人間関係、図解してみる事で、本質が
見えてくる。図解すると、自分の意見、考え方が必ず入ってくる。
関係がきちんと描けない部分が疑問で、関係に対する見解が違う部分
が批判である。

 図解ドラッガーで発見した事は、マネジメントの要諦は、セルフマネ
ジメントであり、 セルフマネジメントの要諦は、タイムマネジメントで
ある。   
                                      
 図解の力がいかに効果的で効率的が、実践している名経営者に、ジャック
ウェルチGE会長、セコムの飯田会長がいるが、まさに、図解仕事人である。
 我々は、いかに学校教育の中で、多くの揮発性の知識を学んできた事か。
世に万巻の書を読んだ愚か者がいかに多い事か。深く処理しない事は、覚え
ないし、身につかないし、一切無駄である。文章では、矛盾や、あいまいな
事も、レトリックで、誤魔化す事ができる。図解する事で、自分なりの考え
が深く認識される。文章は、誤魔化しがきき、コミュニケーション効率が悪
い。文章では、わかっていない事も、わかっているような風に書く事ができ
る。図解は、自分を誤魔化せない。文章における箇条書きは、各々の優先順
位、因果関係がわからない。図解では、体系の中に、情報を取り込もうとす
る。違う要因が入る事により、体系がより充実する。文字の中で、図を浮か
び上がらせる。キーワードを抜き出し、本質を際立たせる。一目瞭然の情報
の地図を描く。全く新しい図を作り上げる事が、創造である。図を改善する
事が、システムを改善する事である。

 自ら主体的に考える問題意識がまず必要である。大事な事は、自分の頭で
考える事である。図で表現しようと強く思う事がまず大事である。理解でき
た事しか、図解できないはずである。一般に、個別のキーワードをバラバラ
に知っているが、体系化していない。図解で体系化する事によって、自然と
自己表現力が、身につく。自分でわかったと思っていても、表現、説明でき
ないものは、真にわかったとはいえない。真にわかっているという事は、い
つでもどこでも再現できる事である。この再現可能性の自己表現力は、図解
によって、磨く事ができる。

 図解していると、矢印がつながらないところがでてくる。ほとんどの専門
書は、わざとむずかしくして、読者を突き放して書いている。文章に図を入
れていくと、楽しさを発見する。読者は、目で読むことは、楽であり、楽し
い。イメージ、図、絵が、先に脳に入る。全体をつかむ力、新しいものを結
合する力が大事である。構想力、企画力をいかにして養うか。寺島実郎氏は、
構想力は、歴史軸と地理軸も基にして考えるべきとしている。全体を一目瞭
然に俯瞰できるような図を描き、自己表現力を養うべきである。図解コミュ
ニケーションを仕事、人生そのものに役に立てる。

 まず今日から、自分の仕事に対して、図解の習慣をつけたい。仕事の出来
る人は、まさに、図解コミュニケーションの達人である事はうなずける。イ
メージが浮かんだらすぐに図解する習慣をつけたい。

         平成14年10月5日(土)鈴木誠一拝



10月月例会での久恒啓一氏の講演より。
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