雑感14 <私の物の見方、考え方、生き方、人生観>

  リーダーの条件として、先見力、決断力、自信、高い視点を考える。
Humanism(人間愛)、Frontier Spirit(開拓精神)、Creation(創造性)、
Activity(実践活動)が、新しい価値を作り出す。人間は、論理でなく、
ハートで動く。今のありのままの経営状況を、今後こうありたいと思う企
業の方向性へと導け。

  人格、人柄がすべてに優先する。山本五十六に示されるリーダーシップ。
してみせて(率先垂範)、言って聞かせて(説得)、やらせてみて(体験)、ほめ
てやらねば(褒賞)、兵は動かぬ(結果)。部下には、立腹させてはならず、
機嫌を取ってはならず、惚れさせねばならない。品性を高め、心服、感心させ
て惚れさせよ。考え方を変え、習慣を変え、品性を変え、人生を変えよ。

 この人と二度と合う事がないから、心をこめて、一ぷくのお茶をたててやろ
うという千利休の「一期一会」の心を悟れ。人生の求道者として、己の内側を
見よ。内観を通して、自分を知り自分を更に大きくせよ。自分の内側にあるも
のを無明(テラインコグニダ)といい、潜在意識の内にある未知なる物である。
無明の更に奥にあるものが仏性である。見えない所で、陰徳を積む。絶対とい
う死に向かっているという事実のもとで、自分が生かされているという尊さを
真に知る。

  自分の内側から本物を出す事。我発。自分の中から発するものだけが本物で
ある。Highest Value Shift(先行指標)たらんとする人物は、先見、実行力
を持て。学ぶという真摯な姿勢、克己自制、厳しいまでの節度、礼節を習慣化し
ているか。直心(じきしん)を持て。別れた相手が、街角をよぎった後でも、し
ばらくお辞儀をしたままでいる。見えなくなってからでも、送る心、礼を尽くせ。
「あいつは何をしているのかなぁ。」と思われるような人間になれ。常に他人の痛
みを感じ取っているか。うず気、感性を高めれば高める程、波動の力に変わって
くる。話せば、話すほど、どきどきするほど、気持が高揚する。うず気を高めて
いく訓練が重要である。

  人生は、つらい事の連続であり、それをなし終えた後で、一陣の快い風が吹き
抜ける。人の出会い、邂逅こそ、人生における最大事である。人は、めぐり合わ
せによって動かされている。

  知恵には、生得、聞慧、恩慧、修慧という次元がある。常に問題意識を持ち続
けているか。常に全力投球を続けているか。手を抜いたり、手加減したりしてい
ないか。青春という心の様相、心のいぶきを感じとっているか。

  自律なき者に自立あらず。まず一歩ふみ出せ。実存しているのは、今のあなたで
ある。即今がすべてである。今のあなたがすべてである。

  考え方でなく、感じ方で人を見極めよ。何に感じているか。精神的に謙虚に、物
質的に質素であれ。May I help you?(何かお手伝いいたしましょうか。)とい
う気持を持ち続けられるか。

  心友を求めよ。一ぺんの出会いである。この一時しかないのだ。常に求道の精神
を貫け。燃えて挑め。何もしないでとりすましているよりも、何かしようとして恥
をかくほうがましだ。心の出会いが大切である。人生道には、ふみしめて歩く道と、
ただかけぬけ道とがある。どうしてと問うよりも、どうしてもという男になりたい。
行動を通して、枠を拡大していく。求道心是向上心。何でもまず、一所懸命やって
みろ。その中で自分が成長せよ。

  心のときめき、新鮮な驚きを感じ、生き生きと生きよ。自分の受信機、触覚、レ
ーダーを磨け。同じ状況を見て、どのように判断し、行動するかで、人間を見抜け。
言葉とは、心の脈拍である。突発は思いつきだが、継続は力である。お互いがお互
いを思いやる心が一つになっているか。

  原理原則を持つ師を持て。自分に対して直言してくれる友を持て。心をえぐられ
るような友を持て。ここであなたにお会いできたのも、一所懸命生きてきたから会
えました。休まず、遅れず。自分の人生は、こんな人生でいいのか。目に見えない
思いやり(恕)に対する配慮。

  知らない。できない。やらない。気がない。一切の否定語をなくせ。できると思
う人だけが、事を成し遂げられるのだ。言葉は力なり。人生にはリハーサルがない。
今が本番である事を肝に命ぜよ。第一歩をふみ出す勇気をもて。二度とこない人生
だから、一輪の花に無限の愛情を注ごう。このままではいけない。何とかせねばな
らない。いざという時に、命をかけて、自分を捨てて、やり遂げ、気配を感じとれ
るか。誰でも人間は、誰かに、何かにとって、必要であると言う気持の支えを欲し
ている。己の尊厳に生きよ。短所でこせこせせず、長所で勝負せよ。

 平手幹の義理は恩返し(一宿一飯の恩義)に対し、吉良仁吉の義理は、人生劇場
における信義(約束、信頼、名誉)の対する義理である。男の美学とは、我慢、一
途さ、献身。人の話を咀嚼して聞けるか。

  相手は真に何を言おうとしているのか。金、権力では、まとめる力しかないが、
人徳、人柄では、まとまる力が養われ、両方合わせ持てば、まるめる力となり、強
大となる。名人にこそスランプがあるが、下手にはスランプはない。師友を求めよ。
すばらしい師匠に出会い、そして、心眼を開け。人師への邂逅。開眼。信従。人間関
係調節能力を追求せよ。すばらしい師を持つ人は、すばらしい部下ができる。だらし
ない事は、たいした事ではなく、卑しい事が、最も恥ずべき事である。相手先の応接
間で主を待つときは、主が入室するまで、腰をかけてはいけない。たったままで主を
迎えるのが礼儀である。若いうちは、何でも食べよう。経験しよう。知り合おう。関
わり合おう。何でも一所懸命に打ち込む姿は美しい。別れ際に心が洗われるような出
会いの感動がほしい。美徳の最高水準は、陰徳の振る舞い。陰の人に善行を振舞う。
男の顔(勲章)は、決算書である。自分が一番大切だから、人を大切にする。すばら
しい感動と、ときめき、そして心友との出会い、楽しい語らい、が私の宝である。

                                鈴木誠一拝