雑感12 早大ハイソとっておきのエピソード>

  去る12月10日(金)仙台法華クラブで、6:00pmより昨年にひき続き
早大ハイソのディナーコンサートを開催した。山野ビッグバンドコンテスト史上
初の3連覇の大快挙を引っさげて、ハイソは、今年も仙台のジャズファンをうな
らせた。ダイナミックなサウンドに、聴衆は、最後まで魅了された。コンサート
は、220人の心に大きな感動と余韻を残して大成功だったが、今だからいえる
スリリングなエピソードがあった。
   私のバンド、ビバップスも前座で1部ディナータイムに演奏した。12月8日
(水)2日前の夜に、うちのピアニストからあわてふためいた声で電話が入った。
「誠一さん、仕事の関係でどうしても出られなくなりました。」という電話だった。
目の前が真っ暗になった。彼は、塩竃市役所に勤務しているのだが3セクターで
経営している塩竃マリンゲートが経営不振で、ちょうど彼が窓口で、9日、10日
に会計検査が入るという。困った。困った。ピアニストをどうしよう。困った時の
加寿子さんは、12月はスケジュールはいっぱいだし。
   翌日、譜面を揃えて、9:00am安藤建設の仙台支店に駆け込む。早稲田の理工
学部のスイングというダンモ出の佐々井氏にお願いする。彼は客として聞きに来る
予定だったらしく手帳にしっかりハイソとメモってあった。「おもしろそう。誠ちゃ
んやらせて。」と一発返事。目の前が明るくなる。佐々井氏が神様に見えた。
7:00pmよりたった1回の練習の約束を取り付けた。
   当日のビバップスの演奏は、佐々井氏のfunkyなピアノプレイに触発されて今まで
にないベストなセッションとなった。うちのピアニストではこれほどまでには盛り上
がらなかったのでは。神が与えた思いもがけないハプニングだった。
   講演家の「ありがとう」で有名な清水英雄氏に、司会をお願いした。石澤氏との
掛け合いの司会は、大いに会場を盛り上げていただいた。今回のコンサートは、気が
ついてみれば、トランペットのビクトリー今野がナレオ出、ギターのウェス中村が
ダンモ出、ピアノのハービー佐々井がスイング出、テナーサックスのゴードン鈴木
がハイソ出、司会の清水英雄先生と何と5人も早稲田OBで盛り上げたコンサートだった。
   久保ちゃん、土屋君、受付まで手伝ってくれてありがとう。佐々木君、いつも
デジカメとビデオの撮影ありがとう。但木君、きれいな奥さんと打ち上げまで付き
合ってくれてありがとう。そして、天才ピアニスト宇関達8人もあの後飲みに連れ
って行ったんだって。ご散財掛けました。学生達は大変喜んで帰りました。すばら
しいコンサートをありがとう。            
                                                 ゴードン鈴木拝