<仙台七夕の七つ飾り> 仙台は、七夕前夜祭が終わり、今日から仙台七夕祭りです。 仙台七夕には、七つ飾りがございます。 @吹き流し、A折鶴、B短冊、C紙衣、D投網、E屑籠、F巾着。 @吹き流しは、織姫と彦星の伝統に由来して、織姫の織糸を象徴し、 技芸の上達の願いが込められております。 A折鶴は、長寿への願いが込められております。歳の数以上折るようです。 B短冊は、皆さんは、願い事を書いているようですが、 本来は学問、書の上達の願いが込められております。 C紙衣は、当初は裁縫の腕が上がるようにとされてますが、 本来は、病気、災いの身代わりの意味が込められております。 D投網は、大漁、豊作の願いが込められております。 E屑籠は、中に七つ飾りの裁ち屑が入っていますが、物を大切にする心、 物を使い切る心、倹約、清潔の心を育てる願いが込められております。 F巾着は、貯蓄、節約の心を養う願いが込められております。 このように、豪華絢爛の仙台七夕祭りの七つ飾りには、 心の修練、物を大切にする心、貯蓄の心が込められております。 平成26年8月6日(水)鈴木誠一拝