9月月例会
<少年非行を考える>
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佐藤 宏氏
今回の少年法改正のポイントは、次の4点である。
1.合議制
2.検事の立ち会い
3.再審制の導入
4.処罰年齢を16歳から14歳以上に
神戸で起きた児童殺傷事件がきっかけで少年法が厳罰化された。
今年に入って、4月愛知での主婦バット撲殺事件、5月長崎での
バスジャック事件、6月岡山での母親バット撲殺事件、8月大分
での一家6人ナイフ殺傷事件と残忍な事件が多発している。
今年は、校内暴力事件も36000件にのぼり、特に、中学校
が荒れている。
1.生徒同士のいざこざ
2.対教師暴力
3.窓ガラス等の器物破損
少年非行を歴史的に見ると、昭和39年神武景気の頃、シンナー
遊び等の享楽型少年非行が多かった。昭和58年バブル後半期に、
物質的繁栄をバックに、性犯罪等の遊び型少年非行が多発した。
そして現在、平成12年は、殺人、強盗、放火等の凶悪犯罪が急増
している。その特徴は、動機が1.衝動的で短絡的2.特異的で
不透明である。
少年非行の土壌、背景が、
1、核家族でお母さんが働いていて、いつも引きこもりがちの鍵っ子
が多い事。親子の会話が全然無い事。
2.特に、中学校に学級崩壊が多い事。
3.未成年の援助交際等の社会的不公正が目立ってきた事。等が
考えられる。
親の背中を見て、子は育つ。少年だけでなく、大人も荒れている。
1.DV、domestic violence 夫の妻への暴力が増えている。
2.母親の育児ノイローゼによる児童虐待が増えている。
3.嫁が姑をいじめるという老人虐待が増えて、老人の孤立化が社会的
問題となっている。
今後の課題は、1.法改正をして、少年審判をきっちりやる。
しかし16歳から14歳以上の厳罰化はいかがなものか。
2.家庭、学校、社会全体が互助精神を持ち、協力して取り組む。
3.一人一人が大人の自覚を持つ事。
と考える。
| ハワイアンバンドブルーモアナ
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