雑感130
<無財の七施の教え。>

仏教に、無財の七施という教えがございます。無財の七施では、お金が
なくても人は、感謝の気持ちは表せます。
@身施しんせ、
重い荷物を持ってやるなど、自ら進んで自分の体で他のために奉仕しなさい。 
A心施しんせ、
他のために心を配り、心底から共に喜び悲しみ、他の痛みや苦しみを
自らのものとして感じ取りなさい。
B和顔施わげんせ、
いつもなごやかで穏やかな顔つきで、人や物に接せしなさい。喜びを素直に
顔の表情に表わしなさい。
C愛語施あいごせ、
優しい思いやりのある言葉を交わしなさい。
D慈眼施じがんせ、
慈しみに満ちた優しい眼差しと温かい心で接しなさい。
E房舎施ぼうしゃせ 
風や雨露をしのぐ所を与えなさい。相手に雨がかからないように傘を差しだしなさい。
F庄座施しょうざせ、
自分が疲れていても電車の中で喜んで席を譲りなさい。地位や権力を後進に譲りなさい。
無財の七施は、世知辛い現代社会なればこそ、人に対する慈しみ、思いやり、
優しさを大切さにしなさいという教えです。

           平成22年5月13日(木)  鈴木誠一拝、