8月月例会 <NPOと新しい社会作り>
 
                                     樋口美智子女史

   NPOはNon Profit Organizationの略称で、民間非営利団体の

略称である。民間人の活力、パワーを行政の場で生かす。

実際の行政は、「前例が無い。」「我課の担当ではない。」といった

縛りが多く、60〜70%が書類作りで、汗を流した実際の行政サービス

が少ない。NPOは、社会貢献団体であり、ボランティア団体であり、

市民活動団体である。NPOには監督官庁がない。NPOは任意の団体で、

発想が自由で柔軟性があり、市民の自発的意思による。一般的に

ボランティアは個人だが、NPOは団体である。

第1セクターとは行政が担当し、あくまでも中立、構成が原則で、

画一的、均一的な行政サービスを目指す。

第2セクターとは企業が担当し、市場原理に基づいて経済性、効率性

を追求し、技術革新、活力、競争を生み出す。

第3セクターとは、NPOが担当し、無償の精神で人間が本来持つ人間性、

多様性、柔軟性を駆使して、きめの細かいサービスをめざす。

NPOは自分の余暇時間を、地域社会のために捧げる。

「他の人の喜ぶ顔が見たい。」というのが、その動機である。

在宅介護サービスは、NPO活動があって初めて成功するものと考える。

仙台に住む留学生とその家族の日本語教育、不登校の生徒の面倒を

見ているフリースクール、商工会議所、法人会、JC等、4000余りの

ボランティア団体が存在する。

 今NPOは、法的根拠を持つ法律に裏づけられた任意団体として、

そして特定非営利活動法人として、特定非営利活動促進法によって、

県知事が認証する。幹事1名、理事3名、会員が10名以上いれば、NPOの

資格ができる。現在23団体、50件のサークルが名乗りをあげている。

NPOに認証されれば政治、宗教、営利活動をしてはいけない。

NPOに認証されると、1件30万円を上限に助成金が支給される。

 

 直接のお問い合わせは社会福祉協議会まで。

             直通 211−2602