雑感97<原点、本業、本分>

  新年明けましておめでとうございます。皆様には、家族揃って、穏やかなお正月を
迎えられた事とお慶び申しあげます。今年もよろしくお願いいたします。

  昨年は、小泉構造内閣の不良債権処理加速策の下での多くの倒産、リストラ、失業
の嵐が吹き荒れました。特に東京と地方の格差が広がるばかりで、地方の経済にとっ
ては、大変厳しい一年となりました。特に我々を取り巻く建設業界においては、一強
百弱の様相を呈し、多くの会社が崩れ去りました。特に我社にとっては、長年の良き
ライバルだった佐藤金物さん、そして関西の雄であった桂さんの倒産は、ショックで
した。

  経済格差の3つの断層が広がっております。一つが東京と地方の断層です。二つ目が、
製造業と非製造業です。三つ目が、大企業と中小企業です。大変好調なのは、特に輸出
関連の東京の製造業の大企業ということです。

 会社とは、環境適応業であります。会社は、常に変化の波にもまれております。周囲の
環境は、絶えず変化しています。この変化を前向きのチャンスととらえ、会社発展の原動
力にすべきです。

  平成16年の幕が上がりました。今年は、甲申(きのえさる)五黄土星中宮の年です。
申には、知恵、知識、好奇心、俊敏、という意味を含まれております。申は、「はじめ」
とも読み、新しい生命力の創造を意味します。

 四緑木星生まれの私は、今年は、大変良い年回りで、24節気では、晩春、初夏の候に
相当し、1日の時間では、午前7時から午前11時に至る時間で、何事も好調な結実運と
なり、恵まれた年回りになるといわれております。原点に立ち戻り、本業、本分を旨とし、
堅実第一に、勇気と決断をもって進もうと考えております。本業、本分をわきまえ、決し
て拡大のし過ぎを自重し、自社の力にみあった事業展開に努力したいと考えております。
臨機応援に市場の流れを的確にとらえ、内実を伴った飛躍の年としたいと思います。

 今年のテーマは「原点、本業、本分」です。鈴屋金物鰍ェ仙台で55年間なしてきた
業歴に誇りと社会的責任をしっかりと自覚し、内実を伴った原点、本業、本分に、徹しき
る商いをしていきたいと考えます。

 来月2月より、元鈴屋金物の本社跡地は、新たに鈴屋パーキングとして生まれ変わります。
昼はビジネスに、夜は国分町にお出かけの時、是非、皆様にご利用をよろしくお願いします。

  笑う門には、福来たりです。大声で笑い、不況風を吹き飛ばしたいものです。感謝の気
持ちを持って、ありがとうの言葉を意識して多く使い、常に笑顔で、明るい表情で、景気の
いい話、夢のある話で甲年を良い年としましょう。今年もよろしくお願いいたします。    
                                  
                                              平成16年 1月1日(木)鈴木誠一拝