雑感30<地球公共財>

   現代資本主義、自由主義は、アダムスミスが唱えたように、見えざる手に
よって、市場メカニズムを形どり、社会的に望ましい、人類の成長と発展の過
程をたどってきた。

 人間が、生活や生産に必要な物、サービスのうち、お金を支払わなくても利
用できるものを、公共財という。公共財の特色は、特定の個人、及び団体が、
独占的に、排他的に所有、使用、消費できないものである。具体的には、公園、
道路、上下水道、空港、港湾、駅、学校、病院等をあげる事ができる。

  しかし、現代社会は、世界がグローバル化し、地球公共財という地球規模での
社会的共通資本(インフラ)の整備が必要となってくる。
1、 温暖化阻止、オゾン層の保存、大気汚染阻止等の自然的公共財。
2、 人権、知識、世界文化遺産、インターネット等の人為的公共財。
3、 平和、健康、自由、公生と正義、環境保全、 自由貿易、金融と景気の安定
     等の理念的 公共財。
この3つの地球公共財の構築、保持こそが、世界人類の共通の最も大切なテーマ
であると考える。
                                                      鈴木誠一拝