雑感121<仙台二高野球部平成20年熱い熱い夏>
 高校野球、特に夏の甲子園は、日本の誇るべきすばらしい文化で、夏は、
甲子園が良く似合う。真っ黒に日焼けした高校球児の全力でのプレーは、
毎年、多くの感動を演出する。今年も白球を無心に追いかける暑い夏が巡
ってきた。

  平成20年第90回全国高校野球夏の甲子園、宮城県地区予選、今年の夏は、
近年になくエース田中を中心にした安定した投手陣と鉄壁な守備力を鍛え上げ
てきた我母校仙台二高の活躍が待ち遠しかった。接戦を勝ち進み、あれよあれ
よという間に、準々決勝まで勝ち上がってきた。密かに52年振り?の甲子園
出場を夢見て、途中で仕事を抜け出しての連日の声をからしての応援が続いた。

 平成20年は、我々22回卒のゲタの会の仲間の庄子恒一仙台二高校長が、
4月に母校に赴任してきて、ゲタの会も大いに庄子恒一仙台二高校長を支える
べく、仙台二高野球部を応援してきた。1925年、1947年(準決勝進出)
1956年(準々決勝進出)に仙台二高の甲子園出場の夢をもう一度。4度目
の甲子園出場を是非とも、我らがゲタの会庄子恒一仙台二高校長の時に果たし
たい。

 連日、湿度の高い雨がぱらつく猛暑の中、雨は二高にとって吉兆と勝手に思
い込み、二高の応援歌「雨か嵐か」を、現役学生、OBが一緒に謳い上げる。ゲタ
の会の連中が入れ替わり立ち代り応援に駆けつけ、「しっかり応援頼んだぞ。」
と又仕事場に戻る。平日というのに連日熱心に応援に駆けつけるOBの愛校心には
頭が下がる。ある大先輩は、「鈴木君、俺は、死ぬまでにもう一度、甲子園で校
歌と凱歌を歌うのが夢だ。」と目を輝かせて力説していた。仙台育英高校と東北
高校の宮城の断トツの2強を凌駕するのは、至難の業と百も承知だが、何とかミ
ラクルを、このチームは起こしてくれるのではと、必死で本気で応援した。

 学生の応援風景は、男女共学になって女子生徒が入り混じって、多少違和感
があったが、新生応援団を中心にまとまりのある応援をしていた。二高生、二高
OBだけではなく、父兄、特にお母さん方の応援には迫力があった。「もっと大きな
声出して。」現役の一高生、三高生の応援も目についた。うれしい光景である。

 創部5年目の二高野球部OBである佐藤漸監督率いる聖和との準々決勝は、延長
15回の息詰まるエース同士の投げ合い、田中、伊藤一歩も譲らず4−4ドロー。
見ごたえのあるナイスゲームだった。佐藤漸監督は、日ハムの江尻慎太郎投手、
七十七銀行の小河義英と同期で、仙台二高のキャプテンだった。兄弟対決は、
決着つかずの引き分け。

 翌日の聖和との再試合、3−0で二高、完勝。怪我から復帰した秘密兵器須賀
投手が3安打完封の粘投で、20年ぶりにベスト4に勝ち上った。仙台二高の勝
利の校歌が、クリネックス宮城球場に響き渡った。二高ナインの勝利の輝きは、
青春の群像そのものだった。ベスト4本当におめでとう。お見事。

 準決勝は、東北高校戦、ここを突破して、何とか昭和31年以来の4回目の甲子
園出場の夢を果たしてほしい。東北高校のエース萩野のクロスファイヤーは、高校
生とは思えない鋭い切れのあるボールに空を切るスイングが目に付く。しかし、良
い当りも多かったが東北高校の鉄壁の守りに阻まれ、0−9(7回コールド)の結
果で、二高の熱い熱い夏が終わった。萩野のホームランで集中力が途切れたように
見えた。二高は充分に力を出し切った結果のすがすがしい敗戦だった。二高ナイン
は、連戦、連戦という極限の中で、己との闘いをも含め、粘り強く戦い続けた。
52年振り?の甲子園出場の夢は、果てなく消えてしまった。

 20年振りのベスト4は、仙台二高野球部に対して最大の敬意を払いたい。
心からの拍手を送りたい。仙台二高野球部は、三船久蔵大先輩の教え「文武一道」
を見事に体現してくれた。平成20年熱い熱い夏は、我々二高OBに大きな感動と勇気
を与えていただきました。仕事が手に付かない熱い熱い夏でした。仙台二高野球部
選手諸君、さわやかな感動をありがとう。
                   平成20年7月24日(木)鈴木誠一拝
準々決勝聖和戦

日時、平成20年7月22日(火)1:00pm〜3:30pm
会場、クリネックス宮城球場 


ビバップスを聴いて下さいね。
平成20年準々決勝聖和戦の模様です。
平成20年準々決勝聖和戦、ゲタの会出席者5名
1、佐原裕、2、佐々木文朗、3、庄司恒一
4、鈴木誠一、5、但木均、6、山田修一郎
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準々決勝聖和戦再試合

日時、平成20年7月23日(水)1:00pm〜3:30pm
会場、クリネックス宮城球場 


ビバップスを聴いて下さいね。
平成20年準々決勝聖和戦再試合の模様です。
平成20年準々決勝聖和戦再試合、ゲタの会出席者3名
1、庄司恒一、2、但木均、、3、鈴木誠一
ビバップスを聴いて下さいね。
準決勝東北戦

日時、平成20年7月24日(木)1:00pm〜3:30pm
会場、クリネックス宮城球場 


ビバップスを聴いて下さいね。
平成20年準決勝東北戦、ゲタの会出席者6名
1、庄司恒一(22回)、2、佐原裕(22回)、
3、角田稔(22回)、 4、吉田信彌(22回)、
5、鈴木誠一(22回)、6、田中於菟彦(15回)
7、江尻慎太郎(48回)、
平成20年7月24日(木)鈴木誠一拝
ビバップスを聴いて下さいね。 江尻慎太郎氏も応援に駆けつけた準決勝東北戦の模様です。